本日は「飲食店はこれだけ守れば大丈夫!!!」
というテーマでやっていきたいと思います。
よくF/Lコスト60%以下、55%以下などを聞く事があると思いますが、それだけでは全く不十分です
※F=Food(原価) L=Labor(人件費)という意味です。
飲食店で非常に重要なのは立地です。同業態で同じ店でも、場所によって家賃2倍の場合もあります。
そういう事が多い中、それを無視した記述を見る度に「飲食の経営をした事が無いだろうな・・・・」と思っています。
よくこういう表で説明する人も多いですが、
これは複数店舗の場合は、年商が1億、2億ある場合、大きな銀行からの借入金などがある場合はいいですが、
年商が1億未満、店舗が2店迄で、また数字が得意でない経営者は上記の表は使わない方がいいですし、時間の無駄です
そこでシンプルな表にまとめました。
これから飲食店の目指す理想モデルです。
飲食毎に数字の前後は勿論ありますが、この数字が達成できればかなり超がつく安定経営です。
原価をもっと低くという人がいますが、少子化の進みより情報が開示される近未来、そして首都圏では低原価は通用しません。
人件費が大幅に超えている、家賃が大幅に超えている経営者も多いと思います。その場合は
この表の 原価+人件費+家賃が70%以下なら、
「大きな借入」「大きな設備投資」
が無ければやっていける数字です。(売上は勿論税抜きです)
皆さんのお店は如何でしょうか?
もし70%以内に収まらなければ根本的解決が必要です。
・シフトが適正か?
・商品のロス、原材料の破棄は無いか?
・一番の売れ筋が原価率の低い商品になっているか?
・販売価格は適正か?
・・・などとここには書ききれない位、沢山の検証項目があります。
飲食店経営は数学であり、データ分析、データ把握は必要不可欠です。
「 原価+人件費+家賃が70%以下」の達成可否の
確認は簡単なので必ず毎月行いましょう!!!
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