こんばんは
イクミパパです
先月
日本テレメックスグループの倒産のニュースが出ていました
https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/5041.html
ご存知の方は多いかも知れませんが
ドーナツのフロレスタの本部
株式会社フロレスタの代表が
社長をされている方の会社でした
株式会社フロレスタは 2020年に神明が80%の株を取得したので
日本テレメックスグループからは外れていましたが
社長は、引き続き同じ方がされていました。
フロレスタについて書き出すと、
止まらなくなるので、今回はこの倒産について書いてまいります
この社長だった方ですが
FC在籍時の14年前に何度かお会いした事があり
非常に仕事ができる方だと当時感じていました
そもそも、50~60億近い年商のグループを作られたので
優秀な方なのは、間違いありません。
複数の事業を展開されていて、
リスク分散に努めておられましたが、
コロナの影響などもあり
倒産に至っています。
✅7社中6社が債務超過
✅年商を超える債務超過
事業によって差異はありますが
小売の場合、年商に対する25~40%が
銀行から借りられる限度です
倒産直近の売上が22.7億なので
借入は6億~9憶位が適正です
2019年時の売上46億でも
借入は12億~18憶が適正です
今回は32億近負債
出店による借入増加
となっているので、
経営判断ミスです
出店する時は70%以上の勝率でなければなりません
また、倒産と同時に
全スタッフが解雇になっているので、
一番悪い結末です
もっと早い段階で
⭕️リストラ
⭕️不採算事業の廃止
⭕️不採算会社の廃業
を断行できていれば
何割かの、会社、社員は生き残っています
経営者が会社の存続だけを考えると
全従業員が解雇という結果になります
大きな借金のまま倒産する企業は
⏺️収支、財務状況の情報公開しない
⏺️悪い情報を公開しない
⏺️どんぶり勘定
⏺️事業計画が無い、もしくは作っているだけ
⏺️短中期の営業計画、収支計画が楽観的
⏺️毎月の支払いを乗り切る事が最優先
という特徴があります
つまり、この逆をすれば
会社の収支は飛躍的に改善します
イクミパパがしている事ですが
⭕️事業計画
⭕️短中期の営業計画、収支予想(厳し目に作成)
⭕️赤字の場合は出血を最短で止める(リストラ、事業縮小、廃業)
⭕️悪い財務状況、赤字の時こそ情報公開
⭕️今よりも、半年~3年先の未来ばかり考えている
小規模経営でこれが出来れば、守りはほぼOKです
見切り千両という言葉がありますが、
現代に直すと
見切りとは
🔅将来性の無い事業を廃止
🔅将来性の店舗を閉店
🔅リストラ
などを最短、早期にできる事です。
上杉鷹山の教えで
働き一両
考え五両
知恵借り十両
コツ借り五十両
ひらめき百両
人知り三百両
歴史に学ぶ五百両
見切り千両
無欲万両
とあります。
真面目に働くよりも、見切りができる事は
1000倍、価値があるという事です
健康な時間には限りがあります。
もし、現在の事業に赤字で将来性の無いのなら
赤字のまま廃業したとしても、新しい事業に向かうべきです
それでは今日はこのへんで
【飲食店を廃業しようか悩んでいる】
【赤字が改善できない】
【人件費高騰、原材料高騰で困っている】
【返済できそうにない】
【飲食開業で失敗したくない】
【どうしていいか分からない、未来が見えない】
【差別化のやり方が分からない】
などでお悩みの方
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中尾 和善(イクミパパ)
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